selfie - unframe #003

2015.09.21 - 23

IID(世田谷ものづくり学校) で行った「unframe #003」で selfie という作品を展示した。selfieというのはいわゆる自撮りで、自分で自分を撮影する行為ですが、撮影後、目を大きくしたり、肌荒れを消したり、肌の色を美白にしたり脚を伸ばしたりと、編集過程を経て初めて世の中に出回り、見る人にはそれがどこまで編集されたものなのかの見当がつかない、つまり編集過程の抜け落ちたアウトプットがセルフィという文化。インターネットを通じて世の中の見てる事柄全てが何かしらそうやって誰かの編集過程を経てアウトプットされる。映像やモーショングラフィック、プログラムを使う人間が編集部分に入ればこういった嘘を簡単に作れてしまうし、違う技術を持った人が編集を行うとそれは見る人にとってまた違った「夢」が作られるのだろう。

BLOG
http://blog.rettuce.com/works/selfie-unframe003/